
2、3歳頃のイヤイヤ期が落ち着いてやれやれと思っていたのも束の間、6歳頃に「なんだか最近また反抗的で子育てが大変…」というママは多いと思います。
イヤイヤ期や、思春期の反抗期だけでなく、6歳から小学校低学年頃にも反抗期があって、「中間反抗期」というそうです。
特に女の子は口も達者で、ママの事もよく見ていて、カチンとくることを言ったりしますよね。
我が家の娘も6歳の頃、やはり反抗期を迎え、イライラする毎日を過ごしていたことを覚えています。
イヤイヤ期も大変でしたが、6歳の反抗期はああ言えばこう言うで、こちらもむきになって口げんかのようになったことも数えきれないほど。
反抗期の子供への接し方が分からないでいると、ママのストレスもたまるし、子供もさらに反抗的になりかねません。
というわけで、「中間反抗期」の女の子への接し方や、ママのイライラを解消する方法をお話ししていきたいと思います。
・冷静に、落ち着いて気持ちを受け止める
・良いところに目を向け、そこを褒める
≪こんなママに読んでほしい!≫
・反抗期の娘への接し方に悩んでいる
・反抗的な娘にイライラしてしまう…
≪この記事を読むメリット≫
・反抗期の女の子への接し方が分かって、子供も満たされる
・ママのイライラも解消される
もくじ
6歳の反抗期の女の子への接し方は、とにかく冷静に!気持ちを受け止める
中間反抗期の女の子、やるべきこともやらずにダラダラしていたり、口答えされたりすると、こちらも腹が立ちますよね!
つい「○○しなさい!!」と命令口調になってしまいます。
特に女の子は、大人顔負けの口答えをして、ママと喧嘩になることもあると思います。
でも、親が感情的になるのは逆効果。
余計に反抗してきます。
我が子が6歳の頃、宿題をせずに遊びに行こうとしたり、帰ってきても何もせずダラダラ。
一日中、「早くしなさい!」「宿題やりなさい!」「脱いだ服を片付けなさい!」「お風呂に入りなさーい!!」と口うるさく言っていました。
そのたびに、「ママだって携帯見てるじゃん」だの「ママだってお風呂入ってないじゃん」だの口答えしてくる娘。
腹が立って「うるさい!ママはいいの!!」とブチ切れることも何度もありました(^^;)
でも、ブチ切れたところで娘は余計に反抗してくるのでした。
そんな中、確かに娘が言っていることも間違っていないなと思って、「そうだね、ママも携帯ずっと見てたね、ごめんね」と言ったことがありました。
そうすると、娘も素直にやるべきことをやりだしたのです。
気持ちを分かってもらえた、受け止めてもらえたという事で満たされ、素直になったのですね。
それに6歳というと、ちょうど小学校に入学する頃。
今までの環境とガラッと変わり、子供も頑張っています。
家ではちょっとくらいダラダラしたい、ママにも反抗しちゃうという気持ちもわかるなと思いました。
「そうだよね、学校で頑張っているんだもんね」そう思うと、娘の反抗も冷静に見ることができました。
その後も「宿題やりたくない」と言われたら「そうか、宿題やりたくないんだね。そうだよね。疲れてるもんね」と受け止め、
「じゃあ、どうする?宿題やらないで学校行く?」と聞くと、「このテレビが終わったらやる」と自分で決めてちゃんとやったのです。
もし「いいから早く宿題やりなさい!」と無理やりやらせようとしていたら、「いやだ―!やりたくないー!」とさらに反抗していたでしょう。
こちらは冷静に、子供の気持ちを受け止め、オウム返し。そして質問する。
この流れでうまくいくことが多かったです。
あとは、「やめなさい!」「こうしなさい!」などの命令口調ではなく、「ママはこうして欲しい」「こうしてくれたらうれしいな!」と伝えると子供を責めることもなく、伝わりやすいです。
例えば、「今日は習い事があるから、今のうちに宿題をやってしまって欲しいな」「宿題を済ませておけば習い事の後に時間ができて、一緒にテレビを見れるから、その方がママうれしいな」など。
悪いところばかり指摘するのではなく、良いところを褒める
子育てをしていると、つい悪いところに目が行ってしまいますよね。
子供が反抗期の時は特に。
そして、そこを指摘してしまいがちです。
・朝の支度が遅い
・宿題やっていない
・学校の準備しない
・片付けしていない
・お風呂に入らない
・ダラダラしている
など、ちゃんと規則正しい生活をしてほしい、ちゃんとやるべきことをできるようになってほしいと思うからこそ気になるもの。
でもちょっと視点を変えて、良いところに目を向け、そこをすかさず褒めると子供はうれしいものです。
特に女の子は、褒められると頑張ります。
・朝の支度は遅いけれど、休まず元気に学校に行っている
・宿題や学校の準備が遅いけれど、最終的にはちゃんとやっている
・片付けしていないけれど、靴はちゃんと揃えている
・お風呂になかなか入らないけれど、入った後は寝る準備を言われずにできた
・ダラダラしているけれど、元気ならそれでよし!
例えば我が家の娘は、「休まず毎日学校に行って頑張っていて偉いね!朝、もうちょっと早く準備できたらもっと素敵」などと言うと、次の日は頑張って早く準備できたりしていました。
もちろん、毎日ちゃんとはできませんでしたが、それでも最終的には元気ならよし!と思うようにしていました。
一番大切なことは、愛情を持って接すること
反抗されて、どんなにイライラしたり、喧嘩してしまったりしても、愛情を持って接することは大切です。
どんなことがあっても、ママは自分を愛してくれているのだと感じられると、親子関係が悪化することはありません。
逆に、愛情を感じられないと、成長過程としての反抗とは別の意味で、反抗的な態度をとるようになります。
親子関係も悪化し、子供が心を閉ざしてしまうことも。
愛情表現は言葉で伝えるだけでなく、抱きしめるなどのスキンシップも効果的です。
我が家の場合は、反抗的な態度を取られたときに「そんな態度を取られたらママ悲しいなぁ」と言いながら、コチョコチョしたり、ギュッと抱きしめたりすると、まんざらでもなさそうでしたよ。
そして、反抗期と言ってもまだ6歳。
まだまだ甘えたいお年頃ですよね。
甘えてきたときには、拒否せずに思う存分甘えさせてあげましょう。
ママのイライラの原因は「○○するべき!」と思っているから
子供の反抗期にイライラするのは、親が「子供はこうあるべき!」と思っているからです。
例えば、「子供は親の言うことを聞くべき!」「宿題はちゃんとやるべき!」など。
まずは、自分が「○○するべき」と思っていることに気付いて、そうじゃなくてもいいんだと思えると、イライラも減ります。
まともに受け取らずに、「あぁ、この子は今反抗期なんだな。親の言う事も聞きたくないんだな。」「別に宿題もやらなくてもいい」と思ってみるのです。
心の中で、子供の態度を客観的に見てみる。
そうすると、イライラも落ち着いて、寛大な言葉がけができます。
そして、「元気でいればいい」「それだけでありがたい」という気持ちを忘れないこと。
それでイライラは、ずいぶんなくなるはずです。
6歳の反抗期 女の子への接し方やママのイライラ解消法とは?【まとめ】
- 親は冷静に、まずは子供の気持ちを受け止める
- 子供の良いところに目を向け、褒めると子供は頑張る
- 愛情を持って接し、親子関係の悪化を防ぐ
- 「○○するべき」を捨ててみると、ママは楽になる
私もいつもうまく行くときばかりではありませんでした。
どうにもイライラが止まらなくて、怒鳴ってしまい、子供の寝顔を見ながら後悔したことも数えきれません。
でも、大変な反抗期もいつまでも続くわけではありません。
我が娘の途方もなく感じていたあの時期も、いつの間にかすっかり落ち着きました。
今では、思春期の反抗期がいつ来るのかと怯えていますが(笑)。
6歳の反抗期、頑張って乗り切ってくださいね!