
保育園の一大イベントといえば、運動会!
入園して初めての運動会、まだ0歳児だけど、どんなことをするのかな?と思っているパパやママもいるのではないでしょうか。
また、初めて0歳児の担任になったけれど、運動会はどんなことをしよう、、と悩んでいる保育士さんもいるかもしれません。
そこで保育士の経験がある私が、保育園の運動会で0歳児向けにはどんな種目があるのか、ご紹介します!
運動会といえば、かけっこや玉入れなどを思い浮かべる人も多いと思いますが、まだ一人でできることの少ない0歳児は親子で行うことが基本であり、簡単な種目がメインですよ!
乗っている姿がかわいい!ダンボールカー
0歳児の定番の種目は、ダンボールカーです。
ダンボールで作ったトロッコのような車に子供を乗せて、パパやママが引っ張ってゴールまで運ぶのです。
ダンボールカーには引っ張れるように紐をつけます。
パパとママは少し大変ですが、0歳児がダンボールに乗って運ばれている姿、表情がなんともかわいいこと!
他の学年の保護者からも「かわいい~」と声が上がり、会場は和やかな雰囲気に包まれること間違いなし!
また、子供は動くおもちゃが大好きです。
それから、ダンボールなどの箱の中に入るのも大好きです。
初めての運動会で緊張してしまった子でも、無理なく行うことができる種目ですよ。
運動会前から乗せて練習し、慣らしている場合がほとんどだと思うので、きっと喜んで乗ってくれると思います!
ダンボールカーは家でも簡単に作れるので、家の中での遊びに取り入れても楽しそうですね!
簡単!かわいい!ハイハイレース
ハイハイレースも簡単に行え、かわいらしい種目です。
スタートからゴールを目指してハイハイをするだけです。
スタートからゴールまでの距離は2mくらいです。
ゴールにパパやママが待ち構えていて「おいで~」と呼びかけたり、ゴールに0歳児が興味を引きそうなおもちゃを置いておいて、そのおもちゃを目指してハイハイしてもらいます。
おもちゃを目指してゴールすると、それぞれの子がどんなおもちゃを選ぶのか、個性が出ておもしろかったりもします。
一生懸命ハイハイしている姿や、途中で止まってしまって周りをキョロキョロ見渡したり、歩ける子は立ち上がって歩き出してしまったり、、そんな姿もかわいらしくて、やはり会場は盛り上がり、暖かい空気に包まれます。
ハイハイレースに簡単な障害物を取り入れることもあります。
スタートとゴールの間にマットなどで小さい山を作ったり、フラフープなどの輪をくぐってもらったり。
トンネルだと、0歳児は怖がって入らない子もいるので、輪がいいですね!
0歳児の種目の際には常に保育士がそばについてサポートするので、障害物があっても大丈夫!
ちょっとした障害物は、0歳児の好奇心をくすぐり、乗り越えた時に笑顔が見られたり、いろいろな感情や表情を引き出すこともできます!
途中で止まってしまってどうしても動けなくなってしまったら、無理せずパパママが抱っこしてあげてゴールしてくださいね。
ダンボールカーとハイハイレースを組み合わせても
高月齢の子が多いクラスだと、ダンボールカーとハイハイレースを組み合わせて種目を作ることもあります。
コースの途中におもちゃなど0歳児の気を引くものを置いておき、そこでパパやママにも待機してもらいます。
コース途中にダンボールカーも用意しておきます。
そしてハイハイでスタートして、途中でおもちゃなどを選んでもらい、その後ダンボールカーに乗せてパパやママが引っ張ってゴール!という流れ。
衣装や小道具で物語性を持たせたりもします。
たとえば、森の動物が木の実や果物を拾うという設定。
動物の衣装を作って着せて、途中のおもちゃを折り紙や新聞紙を丸めてカラーセロファンで包んで作った木の実や果物にして、ダンボールカーを草っぽく装飾して。。。
とってもかわいいですよ!!
保育園の運動会、0歳児クラスの種目まとめ
- ダンボールカー
- ハイハイレース
- ダンボールカーとハイハイレースの組み合わせ
普段の保育園の様子が見られたり、見たことがない新しい表情を見られたり、成長を感じられたり、、運動会は楽しいイベントですよね!!
とはいえ初めての運動会。
普段人見知りをしない子でも、慣れない環境で動けなくなってしまったり、泣いてしまうこともしょっちゅうあります。
パパやママは「なんで!?いつもはこんなんじゃないのに!」という気持ちになってしまうかもしれません。
でも、大丈夫!!
子供たちの1年後、2年後の成長は目覚ましいものがあります。
0歳児のころは泣いてしまったよねぇ、と良い思い出になることが多いです。
ぜひ、「よく頑張ったね!」と声をかけてあげてくださいね!
それから、他の学年の種目の間、飽きてしまって愚図っている子もよく見かけます。
お気に入りのおもちゃや絵本を持参することをおすすめします。
その際は、保育園によってルールも違うと思うので、先生に確認してみてくださいね!