
生まれて間もない赤ちゃんのころから、子供のお祝いの行事ってたくさんありますよね。
そのなかでも最初に行う大きな行事がお宮参りと言えるのではないでしょうか。
赤ちゃんが産まれて日々の育児に追われていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
いつのまにかお宮参りの時期がやってきて、なんの準備もしていなかった~!と焦らないためにも、事前にお宮参りを行う時期や、服装について調べておく必要がありますね!
お宮参りを行う時期ですが、結論から言うと男の子なら生後31日、女の子は生後33日に行くのが一般的です。
地域によって、この日が多少前後する場合もあるようなので、両親やお参りをするところで直接聞いてもいいかもしれませんね!
時期の他にも、お宮参りをする場所や服装についても知りたいところではないでしょうか。
もしパパのご両親とお宮参りに行かれるのであれば、「あなた、そんなことも知らないの~?」なんてチクッと言われないようにお宮参りの予備知識も蓄えておきたいところ…!
というわけで、いろいろな疑問点を解消するべく、現在二児の子どもを育児中のお宮参り経験アリの私がこれからお話ししていこうと思います!
お宮参りをする場所は?
お宮参りをする場所は、ずばり、神社でおこなうのが一般的です。
産後1か月の身体で遠くまで行くのは、ママにとっても子供にとっても負担が大きいものですよね。
なので、みなさん近所の神社でお宮参りをする方が多いようです。
という我が家も近所の神社でお宮参りをしました。
お話しのはじめに男の子は生後31日、女の子は生後33日がお宮参りの時期と言いましたが、生まれる時期によっては外が極端に暑かったり寒かったりしますよね。
その場合は子供とママの体調を考慮して時期をずらすなど柔軟に対応するのがベストだと思います。
子供の成長を願うお祝いで体調を崩してしまうなんて元も子もない話ですからね!
時期がどうのこうのより、ここは完全に体調重視で日程を考えていきましょう。
お宮参りに適した服装とは?
では、お宮参りに適した服装はどんなものでしょうか。
まず赤ちゃんの正式な服装は、白羽二重になっている着物のうえに紋付のお祝い着をかけるのが伝統的なスタイルと言えます。
最近では、着物ではなくベビードレスのうえに祝い着をかけるケースが一般的になっていますよね!
フォトスタジオやお参りに行かれている赤ちゃんを見ていてもそんな感じです。
ベビードレス+祝い着の場合、春や秋だとちょうどいいかもしれませんが、冬の場合はベビードレスのうえにおくるみなどの防寒具をプラスして祝い着をかさねるなど体温調節の工夫をはかっていきましょう!
次にママの服装ですが、お宮参りにはスーツ、ワンピース、訪問着などが適した服装と言えるでしょう。
神社で行うものなので、あまり肌が露出したような服装は避けましょうね!
ママも子供を産んでまだ間もないころなので、身体への負担がなく着られるものでいいと思います。
授乳口がついてあるものだと授乳がスムーズに行えるのでなおいいでしょう。
そしてパパの服装は、スーツが適していると言えるでしょう。
スーツは礼服でもいいですが、最近はビジネススーツの方が一般的ですね。(例に漏れず我が家のパパもそうでした)
デザインですが、黒や紺色で出来るだけ柄のついていないシンプルなスーツが好ましいです。
ネクタイやシャツは白を、靴下は白か黒を選びましょう。
和装の場合は、主役が子供であることを忘れず、控えめな一つ紋や三つ紋付きの羽織を選びましょうね。
お宮参りに必要な準備はなに?
お宮参りに必要な準備として、まず最初にやることは神社でお宮参りの予約が出来るかの確認です。
このときに祝詞をあげてもらうのであれば初穂料を熨斗袋にいれるなどして用意しておくことを忘れずに!
写真をフォトスタジオできれいに撮って思い出にしたい家族もいるはず。
こちらも、予約を確認して日程をおさえておきましょう。
ママと子供の体調管理も含めて、出来るだけ当日は避けるようにしましょうね。
ちなみに我が家は一人目の時にお宮参りと写真撮影を同日に行ったのですが、産後で弱り切った私の身体がもつわけもなく、途中で何度か疲労で死んでしまうかと思いました。(笑)
おまけ:そもそもお宮参りってなに?
お宮参りの起源は鎌倉時代にありました。
かなり昔からあるんだ~と驚いちゃいますよね!
もともとお宮参りは「産土詣り」と呼ばれていたそうです。
子供の誕生の感謝と成長をお願いをすること、産の忌み明けの両方を神さまへ祈願したというのがお宮参りの始まりでした。
では、産の忌み明けとはなんでしょう?
出産は血が関係するものであることから「産の忌み」と言われ「お産はけがれたものである」と思われていたそうです。
なので、それも含めて神さまへお願いする必要があったんですね。
それから、江戸時代になると「お宮参り」と呼ばれることが一般的となり、お祝い事として家族で祝う習慣がひろく普及し現在のお宮参りに至るんだそう。
お産がけがらわしいだなんて、こっちは命がけで産んでるっていうのに、なんだか失礼な話ですよね!(笑)
産の忌み状態であるがゆえに、お宮参りのときは母ではなく、子供を夫の母に抱いてもらうことが一般的となったようです。
我が家の場合も、旦那のお母さんに子供を抱いてもらってお参りの写真撮影をしました。
そのときは、義母に「これは慣行だから私が抱っこする」と言われてそんなものなのか~とお願いしたものの、由来を知ったいま少し腹立たしい気持ちになっている自分がいます…(笑)
子供のお宮参りはいつ?のまとめ
1. お宮参りを行う場所は神社です。ママにとっても子供にとっても負担のない近所の神社でお参りするのが一般的でもあり、オススメでもあります!出来るだけ無理を避けてお参りをしましょうね。
2. お宮参りに適した服装は赤ちゃんだとベビードレスに祝い着、パパやママはスーツが一般的です。
3. お宮参りに必要な準備を済ませて、さくさくお宮参りを行いましょう!
4. お宮参りの原点は鎌倉時代の「産土詣り」にあります。江戸時代からは「お宮参り」と呼ばれ広く普及するようになり、現在に至るのだそう。
お宮参りをおこなう時期は、まだまだ赤ちゃんもママの身体も不安定な時期でもありますよね。
ママは出来るだけ無理を避けて、周りの力に頼って産後の育児を乗り越えていきましょう!
パパや周りの家族は、赤ちゃんのお世話や準備などを率先して引き受けていきましょうね。
思い出になる素敵なお宮参りが出来ることを願っています。