子育て中に正社員で働くのは無理?制度を利用して働く方法とは?

子供は天からの授かりものと昔の人は言いましたが、最近はそれぞれの事情を考えながら計画的にと考えている人も少なくありませんよね。

 

とはいえ、すべてが計画通りに行くものでもありません。

時には計画より前に授かる場合だってありますよね。

 

そんな時、「まだふたりで正社員として働いていたいのにどうしよう…」と悩んでしまうかもしれません。

 

そんな悩みを解決してくれるかもしれない制度があることをご存知でしょうか?

事業主には、子育てをしながら働く環境を整える制度があるんです。

一応法律でもその制度はどの事業所も適応するように定められています。

 

それが短時間勤務制度。いわゆる時短勤務というものです。

 

もちろん、その制度を利用するには条件なんかもありますので、今回はそれをご紹介したいと思います。

ただし、制度を利用すれば、妊娠前と同じように仕事ができるわけではありませんので、そのへんもいい機会なので知っておいた方がいいかもしれませんね。

【結論】
・子育てと正社員での勤務の両立は無理とは限らない
・長い目で見れば正社員を辞めるより時短勤務制度などを利用するのもひとつの方法
・子供が小さい間は仕事より子供を優先できる環境で子育ては辛いという気持ちを軽減できる
【こんなママに読んでほしい!】
・子供ができて正社員では難しいと考えているママ
・時短勤務制度という言葉は知っているけれど内容までは知らないママ
・子育てと仕事の両立の方法が知りたいママ
【この記事を読むメリット】
・法律で定められている制度の内容が分かる
・正社員でも子育てとの両立ができることが分かる
・子育ても仕事も両方完璧にしなくてもいいと分かり気持ちが軽くなる

短時間勤務制度で子育てと仕事の両立をめざすには?

子供が小さい間は雇用形態を変更して正社員から勤務時間が短いパートやアルバイトに変更しようかと考えている人はとても多いと思います。

 

実は私もその考えの一人でした。私が子育て中には、他の選択肢を知らなかったんです。

でも正社員でも勤務時間を短くすることができる制度があることを知っていますか?

 

“短時間勤務制度”という制度です。

これは、[育児・介護休業法]という法律で定められていて、条件を満たした労働者が利用できる制度なんです。

 

簡単にまとめると、こんな感じ。

・3歳までの育児中、勤務時間を短縮したいと申請すれば時短勤務制度を利用できる
(事業主は申請されたら承諾義務あり)
・3歳~未就学児までの育児中、勤務時間を短縮したいと申請すれば時短勤務制度を利用できる
(事業主は申請されたら承諾努力義務あり)

 

時短の方法は、色々ありますが多くは通常8時間勤務のところ、4時間や6時間などにしてもらう方法です。

仕事の内容によっては出社時間を遅くして定時まで働いたり、出社時間は通常通りで退勤時間を早めたりなど、どの時間帯に働くかを決めることもできるようです。

 

子供が小さいうちは、できるだけそばにいてあげたいと願うママも多いと思いますが、正社員という立場だとなかなかそれが実現できないと悩んでしまうこともあるでしょう。

 

でもこの制度を利用すれば、短縮した時間をお子さんと過ごすことができるのです。

制度の利用方法には条件がありますので、次はその条件についてご紹介しますね。

短時間勤務制度ってこんな制度!利用するには申請を!!

では、実際に時短勤務ってどんなものなのかをご紹介しますね。

この時短勤務って事業所によってはその制度がないところもあると勘違いされがちですが、実は、どの事業所でもその制度は設けていなければならないって法律で決められているんです。

 

「うちにはそんな制度、ないから」とか「あっても申請した人は過去にはいないから」なんて言われてしまったとしても、制度は設ける義務があるものですし、過去に申請した人がいなくても自分は申請したいんだということをしっかりと伝えましょう。

 

「そんなことしたら、正社員として続けられなくなってしまうのでは?」

という不安はきっと誰にでもあるのではないでしょうか。

 

前例がなかったりすると事業主はどのように対応していいのか分からない、あるいは言い方は悪いのですが、面倒…と考えてしまうこともあるかもしれません。

そうなると、やっぱりその制度を利用した後、働きにくくなってしまう可能性もあると思ってしまうのは、当然ですよね。

 

ココが難しいところなんですが、ダメもと!!くらいの気持ちで申請を出してみたら意外と受け入れてもらえるかもしれません。何事も行動してみないと分からないこともありますので。

育児・介護休業法の中で定められている育児に関する法律

法律では、

・3歳未満の子を持つ労働者のために短時間勤務制度を設けなければならない
・労働者から「残業できません」と請求があった場合には残業させてはならない
・事業主はこの制度があることを対象の労働者に知らせる努力をしなければならない
・事業主は未就学児を持つ労働者が育児に関することでの休暇制度を作る努力をしなければならない

 

などなど子育てに充てる時間を作る方法があります。子供ができれば、その子供のために使う時間ができます。

 

「今、仕事が忙しい時期なのに子供の行事で休むとか、考えたら出来ないはずでしょ!」

 

なんて、会社の事情だけを優先させて文句を言われてしまうこともあるかもしれません。

 

長く正社員として働いているママにとって、そんなこと言われなくても分かってるけど子供のことを優先させたいからお願いしてる…

 

と会社の事情も理解した上で、自身の中で葛藤してしまうこともあるでしょうが、そこは「自分はもう親なんだ」という気持ちを強く持ってほしいと思います。

時短勤務制度を利用するには必ず申請が必要

そして、その制度を利用したい時には、必ず事業主に申請を出しましょう。

「子供が生まれたことは会社だって知ってるし、育休明けは時短勤務できるから安心」なんて間違っても自己処理しないでくださいね。

 

出来れば遅くとも産休育休が明ける前には、申請をして会社側ともその方法を話し合った上でその制度を利用できるのが理想です。

育休が明けて職場復帰したあとに「時短勤務にしたい」と言っても、会社側は復帰をアテにしていることもありますので、予定が狂ってしまうこともありますから。

 

そこは、お互いが不便にならないように配慮しなければいけませんよね。

 

あと、忘れてはいけないのが“時短勤務制度を利用できる労働者には条件がある”ということです。

次の労働者は利用できませんのでご注意ください。

・日雇い労働者
・その事業主に継続して1年以上勤務していない
・週2日以下の労働者
・事業の正常な運営を妨げる場合

 

正社員の場合に日雇いという働き方はあまりないと思いますが、勤続年数で申請ができるできないが決まるのは覚えておいた方がいいと思います。

 

雇用形態は正社員でも産休育休に入る前に1年以上の勤続年数がない場合には、休暇が明けても時短勤務制度は利用できませんのでご注意くださいね。

 

あと、例えば重要なポストにいて、居ないと業務に支障をきたしてしまう場合にも申請を出すのは難しいかもしれません。

会社が存続できないほどの重要なポストにいる場合、恐らく産休も育休もとれない状況かもしれませんが(まず、めったにない事例だと思いますけどね)。

その他の制度もうまく利用しよう

時短勤務にしてもしなくても、正社員という立場上、やはりその他の制度も知っておいた方がいいと思います。

 

例えば、親御さんにお願いできる場合には時にはお願いしてもいいと思いますし、それが事情により出来ない場合には、保育園の延長保育の利用であったり。

 

保育園にお迎えに行く時間に間に合わない場合などに助かる制度は、ファミリーサポート制度

保育園に事前に申請をしておけば、両親以外のお迎えも承諾してもらえると思いますので、お迎えと、パパかママが帰宅するまでの間、家でお子さんを見ていてもらうこともできます。

 

実際、共働きでふたりとも正社員の場合には、誰かに頼って成り立っている場合が多いようですよ。

もちろん、その分、出費もあります。

でも、たとえ一時的に出費がかさんだとしても、それは数年の話しです。

 

お子さんが大きくなれば、時短勤務から通常勤務に戻れますし、出費した分は十分取り戻せるでしょう。

 

それくらいのおおらかな気持ちでいないと、子育ても仕事も気持ちに余裕がなくなってしまいますからね。

ちなみに、最近は家事代行というのも流行っていますね。

1時間1500円からの家事代行【タスカジ】

掃除や洗濯、料理などを代行してもらい、空いた時間を有効活用してみてはいかがでしょうか。

子育て中に正社員で働くのは無理?制度を利用して働く方法とは?【まとめ】

  1. 正社員や一部条件を満たしたパートなどの雇用形態には時短勤務制度を利用することができるので子育てと仕事の両立がしやすくなる
  2. 時短勤務制度は法律で定められていて条件を満たしていれば誰でも利用できる制度だということを知っておく
  3. 制度利用には申請が必要なので会社と早めに相談して時間などを決めておいた方が申請もしやすく働きやすくなる
  4. 時短勤務制度と合わせて他の制度があることも知っておく

 

事業所によっては、時短勤務制度があることを伝えないところもあるので、この制度があることを知っておくのはとても大切だと思います。

子育てを優先させたいからと雇用形態を変更するのはひとつの方法ではありますが、もし可能であるならば、色々な保証がある正社員という雇用形態を継続していた方がいいのでは?

と私は思ってしまいます。

 

収入は一時的には減りますし、減った時期に出費がかさむという現実はありますが、

お子さんが成長した頃には元通りの勤務時間に戻れますし、長い目で見たら収入は取り戻せるのではないでしょうか。

 

一番成長を実感できる時期にお子さんとの時間を多く作れるこの制度は、子育てをする上でとても素晴らしい制度だって思うんです。

この制度は、ママだけに限らずパパも申請することができるようなので、ふたりで時期をずらして申請する!なんて方法もありだと思いますよ。

 

いろんな制度を利用して、子育ても仕事も充実させちゃいませんか?


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