
「子供がまだ小さいから一緒にいてあげたい。でも収入もほしい。」
「最近話題の在宅ワークなら子育てと両立できるかも」
などの他にも在宅ワークに興味があるママは多いのではないでしょうか。
では実際に在宅ワークってホントにいいことばかりなの?
いえいえ。どんな仕事にだって、メリットとデメリットはあります。
それは在宅ワークでも同じことです。私は以前、子供が小さかった頃に内職をしていたことがありました。
我が家はラッキーなことに使っていない部屋があったので、そこを内職の部屋にし、子供には「この部屋には入らないようにね」と伝えておきました。
「ママのお仕事のお部屋だから」と入らないでほしい理由もきちんと伝え、子供が起きている時には一切仕事もしませんでした。
その代わり、お昼寝の時、早朝、夜などの時間を使って作業していましたから、かなり寝不足になったのを覚えています。
最近では、昔ながらの内職だけが在宅ワークではなく、種類も増えましたよね。インターネット上で取引をするクラウドソーシングや、自身のブログなどで商品を紹介して、売れたら報酬がもらえるアフィリエイトなど。
今回は、それらのメリットやデメリット、そして子育て中の在宅ワークを続けるためのコツをご紹介します。
・在宅ワークにはメリットよりデメリットの方が多いかもしれないことを知っておくとスタートしやすい
・子育てとの両立にはオンオフの切り替えが必須!在宅だと仕事とプライベートの時間の区別がつきにくい
・完璧を求めては両立は難しいと思っていた方がいい
【こんなママに読んでほしい!】
・子供が小さく働きに出られないので在宅ワークがしてみたいママ
・在宅ワークに興味はあるけれど本当に稼げるのか知りたいママ
・在宅ワークのメリットとデメリットが知りたいママ
【この記事を読むメリット】
・在宅ワークに興味があるママが在宅ワークのメリットとデメリットを知ることができる
・在宅ワークには種類があることが分かり自分に合ったものがあるかが分かる
・周囲には在宅ワークへの無理解も多いことが分かる
もくじ
子育てにおける在宅ワークのメリットとデメリットを理解しておこう
どんな仕事でもメリットとデメリットはありますよね。もちろん在宅ワークにだってあるんです。
在宅ワークのイメージとしては、“時間の融通が利く”や“子育てとの両立がしやすい仕事”などがありませんか?
もちろんそれらは間違ってはいません。でもいいイメージだけが先行していてスタートさせると思いがけない壁にぶち当たることがあります。
メリットだけではなくデメリットも理解してから始めることをオススメします。
子育てにおける在宅ワークのメリットとは?
まず、在宅ワークのメリットをご紹介しましょう。
先ほども書いた通り、在宅で仕事をする場合にはある程度の時間に融通が利くというメリットがあります。
外で働くのとは違い、就業時間が決められているわけではありませんから、あなたのできる時間に作業をすることが可能な仕事なんです。
そして、例えば子供の具合が悪くなった時などは、外で仕事をしている場合には仕事を早退してお迎えに行ったり、場合によっては休みを取らなくてはいけないでしょう。
しかし、在宅ワークの場合には会社に気を遣わなくて済むというのもメリットのひとつではないでしょうか。
子供が保育園や幼稚園に入園すると、園での行事などもあります。それらにも会社を休まなくても行くことができます。
このように、在宅ワークの最大のメリットは
“時間の融通が利きやすいこと”
なんです。
子育てにおける在宅ワークのデメリットとは?
では次に、デメリットのご紹介です。
実は、在宅ワークはメリットよりデメリットの方が多いと考える人も少なくありません。
しっかりと稼ぎたいと思っている人には、あまりオススメしない仕事方法という人もいるくらいです。ではどんなデメリットがあるのでしょうか?
まず、“収入が不安定”ということ。
在宅ワークの場合、多くは単価計算での収入になります。「ひとついくらで…」となるわけですから、仕事の量によって収入は変動します。
「少しでも収入を…」と考えて始める人は多いですが、自分が思ったより稼げないという人が多いのも現実です。
そして、子供を保育園などに預けて仕事ができる場合はいいのですが、
子供も在宅の場合、なぜか仕事を始めると子供が愚図って仕事ができない経験をした人は意外といるんです。
子供はママが自分の方を向いていないことにはとても敏感です。
何とか注意を引こうとしてしまうのは、心が不安になるからです。
ママが「さぁ、仕事を始めよう」と思えば、子供はその気持ちを敏感に察知して、一気に不安になります。
その結果が“愚図る”などの注意を引こうとする行動になってしまうのかもしれません。
他にもデメリットはあります。
・取引している人の顔が見えないので信頼関係を築くのが難しいこともある
・仕事上の誤解などが生じやすい
・オンオフの切替えが難しい
家で仕事をするというイメージは「好きな時に好きな時間だけできる」ではないでしょうか。
こんなイメージをされていては「優雅でいいわねぇ」となりますよね。
実際、在宅ワークをしたことがない人たちの多くは、こんなイメージらしいです。
クラウドソーシングなど、パソコンやスマホのインターネットを利用した在宅ワークの多くは、相手の顔は見えません。
最近ではチャットワークなどのアプリを使用してカメラ機能を使い、相手の顔が見えることもあるようですが、
基本は文字での取引(連絡事項はメッセージ機能などを使用した文字のみ)が多いと思いますので、文章の意味の誤解によるトラブルなども可能性としてはあるでしょう。
そして、意外と落とし穴なのが“時間”です。
メリットでは時間の融通が利くと書きましたが、実はオンオフの切替えがとても難しい場合があります。在宅での作業なので、つい夢中になってしまって気付いたら、「買い物に行き忘れてた!」や「夕飯の準備をしていなかった」などで慌ててしまうことも多々あります。
その結果、「在宅ワークは辛い」と感じる人が多くなるようです。
子育てしながら在宅ワークを続けるコツは3つ!!
子育てと両立しながら在宅ワークを続けるためには、ちょっとしたコツがあります。
このコツさえ掴んでおけば、「辛い」と感じることも少なくなるのではないでしょうか?
そのコツとは…
コツその1[ルールを決める]
ママの中で、何が一番優先なのかを考えると、やはりお子さんではないでしょうか。
在宅ワークは、外で働くのとは違って、勤務時間が決まっていません。
なので、仕事がたくさんある時などは、つい仕事を優先に考えてしまいがちですが、これが「辛い」と感じてしまう要因でもあります。
仕事の時間が決まっていないのなら、「子供との時間を決める」ことが重要です。
例えば、お子さんがまだ未就園児の場合、一日中家にいるわけですが、
外遊びの時間を決めておき、その時間は在宅ワークの連絡などを見ないでお子さんと遊ぶことに全力を注ぎます。
ママと全力で外遊びできると、帰宅後きっと満足でお昼寝もぐっすりしてくれる可能性が高いです。
ママが仕事をするのはこのお昼寝の時間を狙えばいいんです。
コツその2[完璧にこだわらない]
子育ても仕事も完璧にこだわっていては、どんどん自分を追い詰めてしまいます。
時には力を抜いてもいいんだという気持ちを持ってみてください。
例えば、仕事には納期がありますよね。
手作業の内職なども含め、納期を自分で決められる場合には、少し余白を持たせましょう。
納期が既に決まっている場合には、数量を減らしてもらえるかどうかなど交渉してみるのもいいかもしれません。
コツその3[自分にご褒美を]
子育てだって仕事だって毎日頑張っているママ。たまには自分にご褒美を上げましょう。
例えば、「納品完了した時」などに好きなスイーツを買って食べるとか、食事を作らないで出来合いのものを買って、家事をお休みするとかですね。
小さなご褒美でもいいんです。
そのご褒美を励みにモチベーションを上げられるだけでも「辛い」という気持ちを軽減させられると思いますよ。
子育て中は在宅ワークがしたいけど辛い?メリットやデメリットはコレ!!【まとめ】
- 在宅ワークのメリットは時間の融通が利くところでデメリットは収入が不安定なところや仕事を始めると子供が愚図るなど子育てとの両立が難しい時があること
- 在宅ワークが辛いと感じないためのコツはルールを決めること
- 子育てと在宅ワークの両立に完璧を求めては自分を追い込んで辛くなるので時には力を抜くこと
- 毎日頑張っている自分へのご褒美を決めることでモチベーションを上げられること
在宅ワークは、一見すると子育てとの両立ができそうな感じがしますよね。
でも実は、真面目な人であればあるほど、自分を追い詰めてしまう職種でもあるんです。
時間が決まっていないから、逆に一生懸命やってしまうことも少なくありません。
長く続けたいと思うのならば、適度な力抜き、ちょっとした自分へのご褒美、お子さんと全力で向き合う時間をしっかり作るONOFF切替えなどを心掛けてくださいね。