
スマートフォンがこれだけ普及していると、今更ない生活には戻れないと思うことは多いですよね。そのなかでも連絡手段として利用されているのがラインです。
若い子たちの間では、告白もラインで…というのが当たり前だと聞きます。
もちろん本当に便利なラインですから、ママ友の間でも大活躍中です。ところがそのラインで悩みを抱えている人は少なくありません。
二人の子育てをしている私も、かつてはラインをフル活用している時期がありました。でも、現在はママ友とラインはしないようにしています。
なぜそのような結論に至ったのか、「ラインをしない」と選択したあとのメリットなどについてお話していきますね。
・便利なはずのアプリに振り回されてしまう
・はっきり言うと、ラインがなくても大丈夫!
・ラインをしないと時間を有意義に使える
【こんなママに読んでほしい】
ママ友とラインでつながっているけど、正直面倒になってきた
・ラインを断ると、仲間はずれにされないか心配
・ママ友とラインをしないことのメリット・デメリットが知りたい
【この記事を読むメリット】
・ママ友とのラインが本当に必要かわかる
・ラインに振り回される悩みが解消する
負担なら「しない」という選択を
ラインって便利ですよね。私はスマートフォンの通話かけ放題になるプランに加入していないため、家族以外と通話をするとけっこう通話料金がかかってしまいます。
けれども、家の中はWi-Fiが繋がっていますし、外出先でもフリーWi-Fiが増えてきているので、無料通話のできるラインは本当に助かっています。
ただ便利である一方、この便利なアイテムに振り回されてしまわないよう気を付けることも必要です。
今や中学・高校の部活動でも、連絡はラインで回すのが当たり前の時代です。個人情報保護の観点から、かつてのように連絡網やクラス名簿などを作成できないのも理由のひとつでしょう。
ママ友とのラインがトラブルになってしまうのは、子どもが入園してからが多いです。
一度に複数の人に連絡できるラインは、連絡網より確実に早く伝えることができますし、メールとは違って読んだかどうかを確認することもできます。
客観的に見ても、ラインはとても利便性が高いアイテムですね。
けれどもそんな便利なラインに悩みを持つママはたくさんいます。
・今何をしているのかいちいち聞いてくる人がいる
・四六時中他人とつながっている気分になる
これはほんの一例です。ママ友とのラインに対して負の感情を抱いている人は案外多いのです。(挙げだすとキリがないのでここでストップします)
私はふたりの子育てをしていますが、上の子で大活躍したラインは、下の子では(対ママ友に関して)一切使っていません。
「ラインがないと園生活がうまく送れないのではないか」そんな不安は無駄に終わりました。
上の子は3年間の幼稚園生活を楽しく終了しましたが、ママがラインをしなかった下の子も、問題なく園生活を送ることができましたよ。
便利なアイテムは、ママの気持ち次第でよくも悪くも変わるということですね。
ラインに頼っていた自分に起きたこと
私はラインをとても素晴らしいアイテムだと考えています。かつて上の子が幼稚園に通いだしたときには、自分を支えてくれる大切な役割を果たしてくれました。
・お迎えの時間に遅れそうになった時、ママ友にお願いした
・園行事の日にちを勘違いしていた時、慌ててママ友から連絡がきた
など初めての園生活を支えてくれていたのです。このとき中心となってくれていたのが、すでに卒園した上の子を持つママ友たちです。
園のスケジュールや裏情報など、1人目ママではわかり得ないことをいろいろと教えてもらいました。
状況が変わってきたのは、年長さんになったときです。そのころ、パートではありますが仕事を始めたのです。
我が家はパパの帰りが遅かったので、日中は子どもとふたりでした。仕事を始める前は、幼稚園に預けている時間を有意義に使うこともでき、ママ友とランチをしたり、園行事にも積極的に参加したり、自由な時間を満喫していたのです。
週4日午後2時までのパートでしたが、スケジュール管理をしないと家事と仕事の両立は大変です。そこで負担になってくるのがラインの存在でした。
パートが終わってラインをチェックすると、コメントがズラ~ッ。返事しなきゃいけないし、洗濯物を片付けたいし、夕飯の支度もしたいし…。
「ラインどころではない」
これが正直な気持ちです。パートですらそう思うのですから、正社員で働くママはもっとそう感じますよね。
こういう気持ちをだんだんと募らせていきましたが、卒園まであと数か月という状態でしたから、無理にグループを抜けるということはしませんでした。
入園してママ友をいっぱい作ろうとラインに頼っていた自分が、ラインに振り回される日が来るとは思いませんでしたね。
ママ友とのラインをしない為の魔法の言葉
我が家の二人の子どもは、少し年が離れています。ですから、上の子が卒園した後すぐに下の子が入園というわけではありませんでした。
すこし冷静になる期間があったことで、気づいたことがあります。
・一部のメンバーをのぞいて、グループに進んで入るのは1人目ママが多い
そんなときに気になったのが、ニュースで流れる子供のSNS問題です。
・ラインの会話がもとでいじめが起きる
この問題、ママにも当てはまりませんか?
ラインの返事に振り回されて、家事や育児に支障が出たり、既読スルーは仲間はずれになるのではないかと考えてしまったりする行動は、大人も子供も変わらないのです。
1人目の時は、初めての園生活ということで周りが見えていませんでした。けれどもかしこいママは、ラインが本当に必要かどうか見極めていたのです。
上の子で学習した私は、下の子の入園時には「ママ友とラインしない」を選択!
「ごめんなさい。ラインやってないの…」
驚かれることもありましたが、深く追及されることもなく無事にやり過ごすことができました。
実は下の子が入園して初めての保護者会、やっぱりライン交換の話になったのですが、私以外にも何人かラインやっていないというママがいました。
スマートフォンは持っていたので、たぶん個人的にはラインやっていると思ったのですがね。
子どもの幼稚園生活で、ママ友とラインをする・しないの両方を経験した私が言えることです。
ママ友とのラインは情報交換が密にできる一方で、時間に余裕がないと既読スルー状態になってしまいます。
ラインは聞きたいことの返事がすぐに返ってくる魅力はありますが、時間をかければメールでも対応可能です。
グループラインに入ればママ友はあっという間に増えますが、本当に気の合うママ友だけとは限りません。
何度も言いますが、ラインは本当に便利なアイテムです。でもママ友とのラインで悩んでいるあなた、無理をしてやらなくてもいいんですよ。
「ラインやっていないの」
魔法の言葉があなたの味方です。そして結構この言葉、使っている人が多いんですよ。
まとめ
- ラインは便利だけど、振り回されることがある
- ライングループに入らなくても、気の合ったママ友同士で連絡はできる
- あえてラインをしないママは意外に多い!
子ども同士のお付き合いが始まると、ママ友同士のグループラインができることも多いですよね。ママ友繋がりが広がる一方で、返信や頻繁なやり取りに参ってしまうことも。
もしママ友とラインでつながることに悩んでいるのなら、あえて「ラインをしない」選択をするのもアリですよ。
ラインに時間を奪われることがなくなれば、時間を有意義に使うことができます。本当に気の合うママ友とだけ連絡先を交換しておけば、意外に大きく困ることはありません。
「ごめんなさい…ラインやってないの」
この言葉を使うママは、案外多いです。ラインは本当に便利なアイテムだからこそ、自分にとってメリットのある使い方をするのがいいですね。