
11月から、来年4月からの保育園入園の願書受付が始まりましたね。
4月から復職を考えているママも多いのではないでしょうか?
まだ離乳食も完了していないうちに入園するとなると、気になるのが保育園での食事ですよね。
「まだミルクも併用しているのに、保育園でちゃんと食事ができるのかな・・・」
そんな不安がよぎります。
うちは、生後3か月から保育園に通わせています。
離乳食の初期~完了期まで保育園で過ごし、1歳9か月の今、幼児食で過ごしています。
離乳食は、どのように保育園では進めていくのか。
入園までに、家で準備できることはあるのか。
実際にうちの保育園を例にとり、解説していきます。
もくじ
離乳食3回食の時期と食事内容
離乳食3回食は、だいたい生後8~9か月ごろから始めていきます。
ただしあくまで月齢は目安なので、2回食が軌道に乗ってきたら移行してもいいでしょう。
3回食では、少しずつ量も増え、食べられるものも増えてきます。
以下のものが食べられるようになるので、目安にして進めていきましょう。
・ごはん(5倍粥~軟飯)
・食パンやロールパン
・スパゲッティ
・うどん
・そうめん
・ビーフン
・小麦粉類
など
・白身魚や赤身魚
・全卵(火を通したもの)
・鶏肉
・豚肉
・牛肉
・牛乳
・チーズ
・豆腐や高野豆腐
・大豆食品
など
・緑黄色野菜
・かぶ
・なす
・キャベツ
・小松菜
・いちご
・バナナ
・ひじき
・トマト
・柿
など
硬さは歯茎で噛んですり潰せる程度、大きさは5㎜角くらいが口のなかでもばらつき過ぎず、噛む練習にもなります。
始めてあげる食材は、少しずつアレルギーに注意しながらあげていきましょう。
ミルクは、食べる量が増えてくると量が減る子も多くなってきます。
食事後も含め、1日5回程度が目安です。
1回量は200mlまでで、欲しがる量で大丈夫です。
私は母乳でしたので、欲しがる量を与えていました。
あまり食べない子だったので、一口食べてもうおっぱい!とかでした。
保育園での食事事情
保育園3回食の子の、保育園でのメニューはどのようなものなのでしょうか?
ある日のうちの子のメニューをご紹介します。
<朝のおやつ>
・手作りボーロ
・牛乳
<昼食>
・白身魚の煮物
・ニンジンのステッィク煮
・白菜の味噌汁
・お茶
<午後のおやつ>
・りんごスライス
・牛乳
この時期になると、先生に食事補助をしてもらいながらも、スプーンを使い自分で食べようとしていたようです。
なので、保育園での食事は、自分でも食べやすい形状にしてくれていました。
保育園での食事は、アレルギーを考慮して、家で一度食べた食材以外はメニューから外されます。
うちは、1歳半ごろまで牛乳を飲ませると激しい下痢をする子だったので、加熱非加熱かかわらず牛乳を外してもらっていました。
今は、少しずつ飲めるようになっています。
なので、そのあたりの連絡をこまめに保育園と取る必要があります。
【実例】登園日のスケジュール
実際に保育園通いだすと、3回の食事のうちの朝夕は家で食べることとなります。
登園日の一日のスケジュールはどのようなものになるのでしょうか?
息子の登園日のスケジュールをご紹介します。
7:30 息子起床・着替え
7:45 息子朝食(食パン・野菜ジュース)
8:00 登園前の授乳
8:30 登園
9:15 自由遊びおわり・片付け
9:20 朝の会
9:30 トイレ
10:00 おやつ
10:15 公園へお散歩
10:45 園へ戻る・トイレ
11:30 昼食・ミルク
12:00 お昼寝開始
14:30 お昼寝終了・トイレ
15:00 おやつ
15:20 帰りの会
15:30~ お迎えまで自由遊び
17:00 お迎え
17:30 買い物
18:00 帰宅後授乳・離乳食準備(主に冷凍ストック)
18:30 息子夕食(かぼちゃ入り軟飯・肉じゃが・味噌汁)
19:00 息子お風呂
20:30 授乳しながら息子就寝
このように、登園直前と直後に授乳を挟み、できるだけ息子の精神的負担を減らそうとしていました。
保育園では、食後ミルクはいつもぐいぐい飲み、160~200mlほど飲んで、お昼寝もぐっすりだったようです。
この時期が食事の用意を授乳で一番バタバタします。
食がすすんで、ミルクの量が減ると登園前後の授乳がなくなり、かなり楽になりますので、しっかり食べるようであれば昼の断乳をいっそしてしまうのもおすすめします。
入園までに家でできること
生後8~9か月、離乳食が3回食まで進んでいていよいよ入園となったとき、慌てないように家でも少しずつ準備しておくと安心です。
スプーンやフォークを持たせてみる
保育園では、食事の補助はしてくれるものの、基本的には子どもの「自分で食べたい!」気持ちを育てます。
今まで、ずっとママからスプーンで食事を与えられているだけなのであれば、スプーンを使わせてみたり、すくうところを見せてみたりしてみましょう。
興味をもって、自分でごはんを食べようとするかもしれません。
もちろん最初は食卓がぐちゃぐちゃになりますが、そこは目をつぶりましょう。
食べられる食材を増やす
給食では、毎日色んな食材を取り入れた栄養満点の昼食を用意してくれています。
ですが、食べたことがない食材だと、子どもは食べることができません。
園側も、家で食べたもの以外は与えてくれません。
なるべく入園までに、いろんな食材をクリアしていくようにしましょう。
生活リズムを正す
例えば、朝遅く起き、夜も遅く寝る習慣がついていると、保育園では眠くなってしまい、他の子と同じように楽しく過ごせないかもしれません。
また、生活環境がガラッとかわるので、子どもにとってはそれだけでかなりのストレスです。
入園してから生活リズムを整えると、あまりにも急にいろんなことが変わり過ぎて体調を崩しやすくなってしまうかもしれません。
入園までの1か月くらい前から、登園時間を意識したタイムスケジュールで過ごすようにしてみましょう。
初めての食材はいつ食べさせるべき?
離乳食で、初めての食材を食べさせるのはアレルギーが心配ですよね。
できれば初めてあげる食材は、小児科にすぐに駆け込める時間にしたいものです。
私のおすすめは、「土曜日の朝食」もしくは「午後診療日の夕食」です。
保育園に行っている以上、朝食・昼食では食べさせることは難しいです。
となると、小児科が土曜日診療をやっているのであれば、土曜日の朝食のタイミングがベストかなと思います。
アレルギー反応でその後体調を崩してしまったとしても、日曜日にゆっくり様子をみることができます。
土日もお仕事であれば、小児科が午後診をしている時間帯に夕食で食べさせるのがいいでしょう。
離乳食3回食の保育園事情【まとめ】
・保育園での食事は、保育園側との連絡を密にとる
・入園までに家でできることをやっておく
・初めての食材は「小児科に駆け込める時間帯」にする
離乳食が進む中での保育園に通わせるのは、ママの不安も大きいと思います。
ですが乳児のうちは、保育園はひとりひとりに合わせた柔軟な対応をしてくれる所がほとんどです。
また、離乳食の進め方についても私はよく相談に乗ってもらったりしていました。
保育園と二人三脚で進めていくと、心強い味方にもなってくれますよ。
できるだけ準備をして、素敵な保育園デビューにしてくださいね!