
大変な思いをして出産した赤ちゃん、いとおしくて眺めていると、あることに気づきます。
「えっ!赤ちゃんなのにもう爪が伸びている…」こんな小さな指に爪がきちんと生えていることに感動するママも多いですが、問題はその先ですよね。
「えっと、爪切りってどうすればいいんだろう?」
大人の爪切りだって、ときには失敗して血が出てしまうこともあります。小さな新生児の赤ちゃんであればなおさらです。
だからといって、このまま爪を伸び放題にしておいていいものか、初めての子育てであれば悩んでしまいますよね。
かく言う私も、今では子どもが小学生になりましたが、新生児のお世話は右も左もわからない状態で手探り状態でした。ほんの小さなことだって、初めての経験ならば迷うのは当然です。
下手に手を出して、けがをさせてしまってはいけないし、伸ばし放題にしてあとでパパやお義母さんに叱られるのも嫌ですよね。
では、新生児の爪切りはどうすればいいのか、自分の経験を交えながらお話していきますね。
・爪の伸び方は赤ちゃんによって違う
≪こんなママに読んでほしい!≫
・初めての赤ちゃんで爪切りに悩んでいる
・大切な赤ちゃんを傷つけたくない
≪この記事を読むメリット≫
・新生児の爪切りのタイプややり方がわかる
・爪を切らなければいけない理由がわかる
もくじ
新生児にも爪切りが必要な理由とは?放っておくと大変なことに!
生まれたばかりの赤ちゃんの爪は、大人と違ってとてもやわらかくできています。だからといって、爪切りが怖いから切らないというのは間違いです。
なぜなら爪が伸びていることで、赤ちゃん自身が痛い思いをしたり病気になってしまったりするからです。
新生児の赤ちゃんの爪を放っておくと、具体的には次のようになるかもしれません。
- 自分で顔を引っかいて血が出てしまう
- 口の中に手を入れて口の中を切ってしまう
- 爪の間にばい菌が繁殖する
このように、新生児だからといって赤ちゃんの爪を放っておくと、病院に行って薬をもらわなければならないこともでてきます。ですから、赤ちゃんの爪が伸びているのを見つけたら、なるべく早く切ってあげましょう。
ただ、出産準備のなかに、爪切りってあまり書いていないんですよね。生まれてくる赤ちゃんによっては、すでに爪が伸びている子もいれば、逆にぜんぜん伸びていない子もいます。必要かどうかは生まれてからしかわからないのですが、出産後はなかなかゆっくり買い物にも行けません。
パパに頼んでも、「どれを買えばいいの?」と言われてしまうことでしょう。自分でゆっくり選べる出産前に、爪切りは準備しておくと安心です。
いつでも切ればいいわけじゃない!爪を切るタイミングとは
「見つけたらなるべく早く爪切りをすればいいのね」ということで、気づいたらすぐに切っていた我が家は、いくつか失敗をしてしまいました。
- お風呂上がりのタイミングは深爪になる
- 向かい合わせで切ると、長さが分かりにくい
- 爪切りは終わったらすぐに片付ける
これらは我が家が実際に失敗してしまった経験です。
お風呂上りは耳掃除や保湿クリームなど、赤ちゃんのスキンケアに気を遣う時間ですよね。スキンケア用品一式をひとつのカゴにまとめていた我が家は、新生児のころは沐浴後に爪を切っていました。すると、赤ちゃんの爪がいつも深爪になってしまったのです!
お風呂上りというのは爪がやわらかくなって、大人は爪が切りやすくなります。けれども新生児の赤ちゃんの爪はとてもやわらかいため、切り過ぎてしまいやすいのだそう。看護師さんから注意されて、慌てて爪切りをスキンケアセットから外しました。
また、爪切りをするときに赤ちゃんと向かい合う状態で切っていたのですが、「よし、うまくいった!」と思っても、抱っこしてみてみると深爪になっていることがありました。試行錯誤した結果、頭の方からのぞき込むようにして爪を切った方がうまくいくと判明しました。
今思えば当たり前のことなのですが、爪切りを使った後、赤ちゃんの近くにおいて少しその場を離れてしまったことがあります。
戻ってみると、赤ちゃんが爪切りを握っていて口に持っていく寸前でした。赤ちゃんってなんでも口に入れてしまいますよね。新生児でも触ったモノを握ってしまう可能性はあります。
これは本当に注意しなければいけないことだと反省しています。
新生児の赤ちゃんの爪切りのタイミングは、寝ている間が切りやすいです。途中でもし起きてしまったら、無理をしないで次の機会にするといいですよ。
こんな爪切りを選ぶと新生児でも切りやすい!
新生児の爪切りが大切だということがわかっていただけたでしょうか。そこで気になるのが「どのような爪切りを選べばいいのか」ということですよね。
赤ちゃんの爪切りはいくつか種類があります。
- はさみタイプ
- てこタイプ
- やすりタイプ
この3つが新生児でも使える代表的な爪切りです。この中でもはさみタイプは新生児にも使いやすいとママに人気です。我が家もこのタイプを使っていました。新生児の赤ちゃんの爪って、カーブが微妙なんですよね。ゆっくりと白い部分だけを切るようにはさみを動かすのがコツですよ。
てこタイプははさみタイプよりも長く使えるのが魅力です。だいたい幼稚園に入る前まで使っていました。「動かないでね」という言葉が理解できるようになってから使うとより安全ですよ。コツは少しずつ切ること。何回かに分けて切ると、深爪せずに切ることができます。
やすりタイプはなんといっても安全面で一番優れていますよね。深爪の心配もないし、皮膚を傷つけてしまう心配もありません。こまめに手入れをしなければいけないのが弱点ですが、心配ならやすりタイプを使ってみるのもおすすめです。
たかが「爪切り」なんですが、されど「爪切り」なんです。やっぱり自分にあった爪切りをゆっくり探してみるのがいいですよ。
爪切りで悩んでいるのはあなただけじゃないはずです。我が家の経験を参考にして、赤ちゃんの爪切りにチャレンジしてみてくださいね。
新生児にも爪切りが必要?【まとめ】
- 新生児だからといって爪を切らないと、顔や口の中を傷つけてしまったり、爪の間にばい菌が繁殖してしまったりしてしまう。
- 爪切りのタイミングは、眠っている間がベスト!赤ちゃんと同じ方を向いて切ると深爪しにくく、使い終わった爪切りはすぐに片付けよう!
- はさみタイプは新生児におすすめ、てこタイプは長く使える、やすりタイプは一番安全、自分にあった爪切りを選んで赤ちゃんの爪をキレイにケアしてあげよう
初めての出産はわからないことだらけです。失敗もありますが、便利な育児グッズもたくさんあります。新生児の爪切りも、最初はドキドキしてしまいますが、そんな貴重な経験ができるのもわずかです。
スキンシップのひとつだと思って、怖がらずにぜひチャレンジしてみてくださいね。