すぐ泣く子供の心理は意外と複雑…泣き止まないときの対処法とは?

子供って何かあるとすぐに泣いたりしませんか?

まだ言葉がうまく話せないならまだしも、もうある程度会話が成立してからだと「どうしてなのぉ?」とこっちも泣きたくなってしまう…なんてことも増えるでしょう。

 

すぐに子供が泣くのにはいろんな理由があり、心理学から見ても意外と複雑なんです。

 

元児童館職員ということや、メンタルヘルスについて学んだ経験から、すぐに泣く子供の心理について解説していきたいと思います。

【結論】
・すぐ泣く行動にはさまざまな心理が隠れている
・泣かれた時の対応は臨機応変に!
・泣く理由から見た子供の気持ちを受け止める
【こんなママに読んでほしい!】
・3歳くらいから10歳くらいでちょっとしたことでもすぐ泣くお子さんのママ
・泣いた時の対応が分からず、「こっちが泣きたい」と疲れてしまっているママ
・二人以上のお子さんがいて、それぞれ「よく泣く」「全然泣かない」と対照的な性格のお子さんへの対応に日々奮闘しているママ
【この記事を読むメリット】
・すぐ泣く理由の一例が分かり、今後の参考にできるケースが増やせる
・泣いた時の対応の一例で、新しい対応方法が見つかる可能性がある
・お子さんとじっくり話しをするきっかけになる
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すぐ泣く行動にはさまざまな心理が隠れている

泣くとひとことで言っても理由はさまざま。

例えば、気持ちをうまく表現できない時、その苛立ちから泣いてしまったり、性格が真面目すぎて失敗などを自分自身許せなく、感情が高ぶって泣いてしまったり。

 

他にも下が生まれ、ちょっぴりヤキモチを焼いてしまい「自分もかまってほしい」と感じた時に赤ちゃん返りのような状況で泣く場合もあります。

 

そして、「泣けば言うことを聞いてもらえる」と学習した時にもすぐ泣くようになってしまいますので、こちらは注意が必要ですね。

 

泣くという行動には、お子さんからのSOSが隠れていることが多いのですが、SOSの内容はお子さんによって違いますので、親御さんが注意深く泣くまでの経緯や泣いた後の行動などを見守る必要があるといえるでしょう。

泣かれた時の対応は?

例えば、気持ちをうまく表現できなくて泣いている時に

「いつまでも泣いてないで!」

「泣いてても何が言いたいのか分からないからハッキリ言って!」

 

などと言ってしまえば、お子さんはますます気持ちを伝えることができなくなります。

 

そんな時は、泣くまでの経緯を思い出してみましょう。

 

お子さんが言葉に詰まって、黙り込んでしまってから突然泣き出したとしたら、それは伝えたいことをうまく表現できない、どんな言葉で伝えたらいいのか分からないのかもしれません。

 

お子さんが知っている言葉で伝えられるように親御さんが導いてあげるようにしてくださいね。

 

下のお子さんの世話で忙しくしている時に泣きだしたとしたら、それは「さみしい。かまってほしい」のサインかもしれません。

 

「お兄ちゃんなんだから」「お姉ちゃんなんだから」を封印して、お子さんとのスキンシップの時間を作ってあげるようにしてみましょう。

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こんな時はパパもママも踏ん張り時!!

お店などで欲しいものがあり、「今日は買わない」と言った瞬間泣き出したとしたら、過去に「泣けば買ってもらえた」ことがある可能性があります。

泣けば買ってもらえると学習してしまうと、お子さんは自分の要求が通らなかった時に「泣けば何とかなる!」と思い込んでしまいます。

 

これはとても危険なので、親御さんは心折れないように「ダメなものはダメ」だということを教えましょう。

まずは、お店などの場合「今日はお菓子もおもちゃも買わないからね」と伝えてから中に入りましょう。

お子さんが「分かった」と言ってくれたらその後、店内でおねだりをされても、それこそ泣かれても、それに負けないようにしてください。

 

店内だと周りの目がありますから、つい「分かった。じゃあひとつだけね」などと泣きやませることを優先にしがちですが、これを続けてしまっては将来お子さんが「泣く」という間違った解決方法を当たり前に思ってしまいます。

 

店内で泣いてしまった時には、買い物中でも一旦カゴをレジなどに預かってもらって外に出ましょう。そして、お店に入る前の約束を思い出してもらいましょう。

 

泣いているうちは何を言っても伝わらないので、お店の外で気持ちを落ち着かせて泣きやんだところで最初の約束の話しをするとお子さんにも伝わりやすいと思います。

泣いた理由から見た子供の気持ちに寄り添う

さまざまな理由で泣いてしまうお子さん。

泣いた時には、その泣いた理由から今お子さんがどんな気持ちなのだろうかと考えてその気持ちに寄り添うようにしましょう。

 

もちろん簡単にその理由が分からない時もありますよね。そういう時には思わず親御さんだって泣きたい気持ちになってしまうでしょう。

 

私は、子供の気持ちが分からなくて泣きたくなった時、子供と一緒によく泣いていました。泣こうとして泣いているのではなく、自然に涙が出てきてしまった…という表現の方が正しいかもしれません。

 

そんな時にふと思うんです。「私もどうしていいか分からなくて泣きたくなるんだから、生まれてまだ数年のこの子だったらもっとそういう状況が多いかもしれない」と。

 

そう思った時から、子供が泣いた時にはやらなくてはいけないことがあったとしても一時中断して、じっくりと子供の話を聞いたり、時には遊び始めてしまったりと子供との時間をたっぷりとるようになりました。

 

子供は、恐らくちょっとしたことで不安になったりする頻度が高いのではないでしょうか。例えば、パパやママがちょっと機嫌が悪くて口調がいつもと違ったとします。

 

子供はそれを敏感に察知します。そして、急に不安になってしまうんです。

 

「パパ(ママ)は自分に怒っているのかな?」など、大人が考えもつかないことで不安になったりします。

 

そんな時に、「パパ(ママ)はあなたのことが大好き」「あなたが大切」という気持ちをお子さんに伝えてあげるだけでお子さんのメンタルは落ち着き、“泣く”という行動も減っていくことが多いんです。

すぐ泣く子供の心理は意外と複雑…泣き止まないときの対処法【まとめ】

  1. すぐ泣く子供の心理を読み取ろう
  2. 泣いた時の対応は臨機応変に!泣けば解決すると学習してしまった子供には間違った解釈を正しい解釈に
  3. 泣いた時には子供に寄り添う時間を作り子供から不安を取り除こう

 

すぐに泣いてしまうのは、子供ならばある程度仕方がないと思うようにして、泣いた時にその都度対応していけば、いつの間にかあまり泣かなくなってくるはずです。

 

 

また、心配なのは今回のテーマの反対の行動。

つまり、“泣かない”という行動です。“泣く”というのは感情をおもてに出せるので泣いてしまった子供自身は、あとでスッキリすることが多いのですが、感情を出さないようにする子供は、とても心配です。

 

例えば怒られているのに泣かない場合。

どんな注意を伝えても本人に悪気がない場合には、「これは泣くほどのことではない」と判断してしまうことがあります。

 

理由を伝えて「これはダメだったこと」と叱ったとしてもその言葉が届いてないとなるとまた同じことを繰り返す可能性が高くなります。

叱った時に泣かないから反省していない…とは言いません。もちろんちゃんと言葉が届いている子供もたくさんいますから。

 

ただ、何度言っても同じことを繰り返す場合には、叱られている、注意されているという感覚が薄い可能性が高いです。

 

何か悪いことをしたら親が自分を注目してくれる、親の気を引くことができるなどと考えて故意に悪いことをする場合には、こちらもやはりSOSなのです。

 

「うちの子は何をしても泣かないのよねぇ」と安心せず、こちらはすぐ泣いてしまう子供同様にスキンシップなどのコミュニケーションの時間を取ってほしいのです。

 

自分のことを分かってほしい、パパやママにこうしてほしいという訴えの表現が違うだけで、根本的には「もっと自分を見てほしい」「さみしい」「かまってほしい」という心理が隠れていることを覚えておいてほしいです。

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