
子供を産んで母親になって感じることは、とにかく自分の時間がない!
本当に自由になる時間がない!
結婚してからも、子供が生まれるまでは、仕事の後に友達や同僚と食事に行ったり、飲みに行ったりを楽しんでいた私。
子供が生まれた途端、自分の食事をゆっくりとることもままならず、母乳で大好きなビールも飲めず、好きな時に外出することもできず・・・
すべては赤ちゃん中心の生活。
それに引き替え、夫は子供が生まれる前と変わらずに、仕事の後に飲んで帰ってきて・・・そんな夫に怒りを覚える日々を過ごしていました。
そうこうしているうちに、上の子が幼稚園に入園。
入園してしばらくたったころ、クラスのママ達で飲み会をするとの案内が来てびっくりしたことを覚えています。
幼稚園児の母親も飲み会するの?
飲みに行っていいの?
え、夜だよね!?
自分の母親がお酒を飲まない人だったので、私の中の価値観がガラッと変わった瞬間でした。
確かに!父親は変わらずに飲みに行っているのに、母親がダメなはずがない!
母親だって息抜きしたい!!
それからというもの、頻度は多くありませんが、ちょくちょく夜飲みに行かせてもらっています。
そんな私の体験から、夜飲みに行くための母親の心得を紹介します。
結論から言うと、家族の理解を得る・子供を優先しつつ妥協点を見つける・文句はいわせない!と言うことなのですが、詳しく紹介します。
夫、子供の理解を得て、思いっきり楽しむ!
子供が生まれてから初めて飲み会に参加した時のことは、よく覚えています。
まず、暗くなってから外出すること自体が久しぶりで、新鮮!
そして、子供と一緒ではなく、一人でお店で友達とお酒を飲むということが、本当に息抜きになりました。
以前は当たり前にしていたことが、子供が生まれてからは当たり前ではなくなっていて、居酒屋の雰囲気すら懐かしくて・・・
母親だって、夜飲みに行って息抜きすることは大事だなと思ったことを覚えています。
とはいえ、母親が夜飲みに行くとなると、そう簡単にはいかないものですよね。
まず、夜飲みに行くには子供を誰かに見ていてもらわなくてはなりません。
我が家の場合は、夫にお願いしました。
初めての飲み会は、幼稚園のクラスの飲み会だったので、夫にも言いやすかったです。
「幼稚園のクラスの飲み会で、みんな参加するから」と行かないといけないような雰囲気で、「幼稚園の」と言うところを強調して。笑
そういう名目があると、行きやすいかもしれませんね。
それ以外の、個人的に仲良くしているママ友達との飲み会の時には、「え、また?」という顔をされたこともあります。
そんな時でも、昼間ずっと子供と一緒で自分の時間がないこと、父親は自由に飲みに行っているのに、母親はなぜ飲みに行ってはいけないのか?
たまにはリフレッシュしたいと言うことを、やんわりと、でもはっきりと主張して、納得してもらいました。
子供を任せる夫が納得していないまま、無理やり飲みに行っても楽しめないので、ちゃんと納得してもらうことは大事だと思います。
幼稚園児の子供が、行かないでほしいと言った時も、ちゃんと話をしてわかってもらいました。
パパがいるから大丈夫であること、「○○ちゃんのママと一緒で○○ちゃんもパパとお留守番だから頑張って」と話し、電話にはいつでも出られるからいつでも電話してきていいよと安心させて。
ちょっとかわいそうで心が痛んだりもしたけれど、毎日ではないし、たまになら大丈夫。
それから、まだ子供が話してもわからない時期には何も声をかけずに、さっと出かけていました。
変に声をかけて泣かせてしまったら、夫も大変です。
いつの間にかいなくなるほうが、意外と平気だったようです。
基本は子供を優先して、お互いの妥協点を見つける
やはり、子供が行かないでほしいと泣いて、なかなか参加できないというママもいました。
その場合は、それぞれの考え方によりますが、子供を優先させてあげたほうが良いのかなと思います。
いつまでも続くように感じる子育てですが、ママがいないと嫌だと泣くような時期は、後になって思えば本当に短いです。
そのママ友の子も、何度目かの飲み会の時には、寝るまでに帰ってきてくれたらいいと言うようになりました。
ママ友としては、本当は2次会まで行きたいところだけど・・・といつも1次会まで参加していました。
ママと子供の妥協点を見つけて参加できるようになったのです。
そんなママ友の子たちも小学生になり、今では一緒に2次会まで楽しんでいます。
あとは、やはり夜飲みに行くには子供の年齢も配慮したほうが良いかなとも思います。
上の子の幼稚園で、ママ達の飲み会があることを知り衝撃を受けた私ですが、当時は下の子がまだ生後間もないころ。
母乳育児だったので、さすがにその時の飲み会には参加しませんでした。
もしミルクだったら夫に預けて参加できたかもしれません。
その後、下の子が1歳になったころに初めて飲み会に参加しました。
やることはちゃんとやって、文句は言わせない!
夜飲みに行く時には、出かける前に夕飯の用意をして、子供のパジャマなども用意しておくなど、しっかり準備して出かけます。
本音は、夫は平日仕事終わりに、食事の用意なんてせずに当たり前のように飲みに行っているのに、何で私が飲みに行く時には夕飯の用意や子供のことをやってから行かなくてはいけないんだ!という気持ちはありますが、そんな気持ちは押し殺しながら。
気持ちよく送り出してもらうために、なるべく家のことはしっかり済ませるようにしています。
そして、電話がかかってきたらすぐに出られるようにし、メールもこまめにチェックします。
まだ子供が小さかったころは、途中で一度電話をして様子を確認していました。
次の日には普段通り、家事育児をちゃんとすることも大切です。
実は二日酔いで起きられなかったことがありますが、その時はさすがに肩身が狭かったです。笑
飲む量や、帰る時間はほどほどに・・・が大事ですね。
それから何よりも、感謝の気持ちが一番大切かもしれません。
「楽しかった!ありがとう」の一言があるだけで、次の飲み会も気持ちよく送り出してくれます。
「あなたはいつも飲んでるんだから、私だって飲みに行くのは当たり前!」という気持ちもありますが、そこは上手におだてたほうが得です!
回数を重ねるごとに、そんな言葉もなくなってきて、最近は反省していますが。
夜飲みに行くときの母親の3つの心得【まとめ】
- 家族にちゃんと理解してもらってから出かける
- 基本は子供を優先して無理をせずに
- 夫から文句が出ないように、やることはちゃんとやる!
以上が私の考える、夜飲みに行くときの心得です。
母親も息抜きが必要!罪悪感を感じることはありません。
上手に周りを頼りながら、リフレッシュしてくださいね!
とはいえ、「どうしても子供のことが気になって楽しめない」、「やはり子供を置いて飲みに行く気にはなれない」という人もいると思います。
その場合は、誘われたとしても周りに流される必要はありません。
自分の気持ちや家族の事情、考えを優先してください。
そして、ママ友の中でも、母親が夜飲みに行くことをよく思わない人もいます。
誘う場合はそこをよく見極めて、誰もが同じ考えだと思わないほうが良いです。
私の場合は、義理の母に世間話のつもりでママ友達と飲みに行くことをポロっと話してしまったことがあります。
義理の母は、そういうことをよく思わない人なのをすっかり忘れていて、「え、子供は?」と嫌な顔をされてしまいましたので、話をする場合は人を選ぶよう気をつけましょうね。