
幼稚園に入園するにあたって色々な準備が必要だと思います。
入園前にしておきたいことのひとつとしてオムツの卒業が挙げられるのではないでしょうか。
「もうすぐで幼稚園なのにまだオムツが取れてない~!」なんて悩んでいるママも多いはず。
周りの子は外れてるのに、、と焦ってもしまいますよね。
でも、子どもの成長には個人差があるし、早生まれの子だとなおさらオムツを取るのは難しいですよね。
そういう私も、入園をきっかけに焦り始めた母のひとりでもあります、、そして幼稚園の説明会で入園前までにオムツを外してくるように言われた苦い経験もあります。
そんなときにママ友からオムツを禁止している幼稚園があるということを聞いて、びっくり仰天してしまいました…笑 本当にそんな園があるのでしょうか?
オムツを禁止している園の入園間に合わなかったらどうする?オムツ外さなくても幼稚園って入園できる?
我が家の体験も含めて以下でお話ししていこうと思います!
オムツが取れなくても、入園できるのか?
オムツを禁止している幼稚園は実際にあります。
ですが安心してください。その逆でオムツを禁止していない園だってあるんです!
我が家の子どもはオムツ外れてなくてもOKの幼稚園に通っていました。その幼稚園では、入園の時点でオムツが外れている子はむしろ少なかったので、拍子抜けした覚えがあります。
それでも、ほとんどの子どもたちがGWのあたりでオムツが外れて、プールがはじまる頃には全員が揃ってオムツを卒業できていましたよ!
幼稚園ではみんなが決まった時間にトイレに行きます。お家ではトイレに行くことに抵抗を覚えている子どもでも、お友達がトイレに行っている姿を見て自分もがんばろうと思えて自然にオムツが外れていくんだそう。
トイレに行くことは幼稚園の生活のなかの基的な流れになっているので行くことに自然に抵抗がなくなったりするようですよ!
こちら側の事情で外すのではなく、自分ががんばろうと思えたから卒業する…そういう自然なきっかけで外れるってなんだか素敵ですよね!
オムツ外しは早い方がいい?
オムツを禁止している園に入園希望だけど、とれない場合はどうしたらいいんでしょうか?!
その場合は思い切って園の方へ入園前に相談してみましょう。入園したあとに「オムツとれてませんのでお願いします」だと、園と親の関係を拗らせてしまう原因にもなりかねません。
そして何より、子どもにとっても窮屈な思いをさせることになります。
子どもの成長には個人差があります。成長が早いからえらい、遅いからだめだというわけではありません。
早生まれの子だとオムツを外すのが難しいですし、そもそも生理現象なので本人の意思があっても身体の機能が未発達であればそれはもうしょうがない話です。
そういうことも、すべて幼稚園に説明したうえで園側と入園前から連携をとり、子どものことを知っておいてもらうのも手かもしれません。
我が家ひとりの子どもを特別待遇をしてください、ということではなくあくまで相談というスタンスで話をしてみてくださいね。
でも、オムツを外すタイミングはやはり早い方が良いんでしょうか?
我が家には2人の子どもがいるんですが、1人目は2歳の春~秋にかけてトイレトレーニングをし、2歳10ヵ月でオムツを卒業しました。
一方、2人目は3歳と3ヵ月で卒業。
1人目のときは育児に気合が入っていたので幼稚園を見据えてがんばってトイトレをしましたが、いざ入園してみると、ほとんどの子どもがオムツを履いていてかなり拍子抜けしたのを覚えています。(ただ、他の園ママ情報によると最初からオムツOKにしている幼稚園はかなり少ないらしいので、我が家が通っていた幼稚園はかなり珍しいのかもしれません、、)
入園の時点で7~8割くらいがオムツだったのに対し、「子どもたちも集団行動の中で自然にオムツが外れていくんですよ~」とゆったりと語られていた園の先生。
正直頼もしさより先に大丈夫なのかな~と思っていましたが、プールが始まる夏前になるとほとんどの子がオムツを取ることが出来ていたのでした。
先生、素晴らしすぎます。。
入園前にオムツが外れた我が家の子どもだったのですが、パンツになってからもよく失敗をしていました。
幼稚園でも年少のうちは2週間に1回くらいはパンツを汚して帰ってきていたんです。
一方、入園時にオムツが取れなかったお友達たちは失敗することはほとんど無かったようで、その事実を知った時はめちゃくちゃショックを受けたのでありました。。笑
オムツがとれたのが早いからと言って、一概に良いとは言い切れないんですよね。
幼稚園の先生たちの本音
私の友人(私立幼稚園に働いています!)に本音を聞いてみました。
保護者には言えないけど、やっぱりオムツは入園前に出来るだけ外してきてほしいというのが本音みたい。友人が働いている幼稚園はオムツを禁止している園ではないのですが、そういう園でもオムツを外してくることを理想に思っているわけですね。
う~ん、耳が痛い!
幼稚園はだいたい1クラスで25~30人くらいですよね。たくさんの子どもたちがいるなかで先生ひとりが担任を受け持つわけです。
3歳の子どもひとりやふたり見るのでも大変なのに、たくさんの子どもたちを相手をするとなると…その負担を考えたらオムツを外してきてほしいと思うのも無理はないですよね。。
お引越しをして1人目と同じ幼稚園に入れることが出来なかった我が家の2人目。
その2人目を入れる予定の幼稚園の説明会では、オムツを外してくださいとかなりはっきり言われてしまいました。
親の手から離れたばかりの子どもたちをただでさえまとめるのが大変な先生、、オムツを外してほしい気持ちは痛いほどわかります。
1人目の幼稚園はオムツ派の子どもがほとんどだったのでかなり気を抜いていたところを引き締めて、トイレトレーニングをがんばろうと覚悟したのでありました。
幼稚園の説明会では、子どもも園庭で遊べたのでモチベーションもあがっていたこともあり、「春から幼稚園だからがんばって外そうね!」と2人で話し合いをし、入園前になんとか取ることが出来ました。
オムツが取れない…どうする?
オムツを外すために、家でも必死にがんばっているけど一向に成功しない~と悩んでいませんか?
可愛いパンツやシールを用意したけれど、ぜんっぜんすすまない…しまいにはトイレも嫌がって行かなくなってしまった…そうなるとこちらもどんどん焦ってきますよね。
トイレトレーニングの方法は沢山あるけれど、それで上手くいくならこんなに悩む必要もないですよね。。
上手くいかない場合は、まだ子どもの排せつ機能が未発達なのかも、ということを頭に置いておいたほうが気が楽になるかもしれません。
おしっこを溜める膀胱と、排せつを抑制するホルモンは、産まれてから徐々に発達していくもので最初から完全に備わっているわけではありません。
なので、発達の早さもひとりひとり個人差があるわけですね。
生理的発達が穏やかな子どもは、オムツを外すタイミングをゆっくり待ってもいいかもしれませんね。
焦る気持ちも分かりますが、いつかは必ず外れます。これを頭の片隅に置いておきましょう!
子どもの成長と気持ちに寄り添って見守っていくことが何より大切だと思いますよ。
幼稚園の入園に間に合わなくとも事前に園側に伝えておけば、理解してくれるはずです。
のんびり見守るのも大事!
子どもの成長を笑顔で見守っていこう、と思える日もあれば、焦ってしまって空回りする日もあると思います。
その繰り返しでいいんです。それが人間です!(笑)
空回りしてしまいそうな日には、自分のリフレッシュできる時間を増やしたり、時間が無ければ好きな食べ物をちょっと多めに食べるとか、好きな音楽を聴くとか、とにかく自分を甘やかせてあげましょう。
自分の心に余裕がなければ、子どもともしっかり向き合えません。オムツが外れなくても大丈夫、ママはそんなあなたも大好き!
そんな気持ちで接してあげるとママも子どもも気持ちが楽になって、もしかしたらオムツも自然に外れるかもしれません!
入園までに取れないとついつい焦ってしまいますが、オムツが外れないからと言って自分も子どももストレスを溜めるのは一番避けたいですよね。
オムツを卒業する日は必ず来るので、その日を楽しみに気長に待つことも大事かもしれません。
幼稚園側が「入園前にオムツを卒業してください」と言っていたとしても、外れないならもうしょうがないんです!
そこは完全な開き直りも必要だと思います。笑
幼稚園の先生は子どもを保育するプロなわけですから、園にいる間は思い切ってトイレの面もお願いしていいと個人的には思っていたりします。
まとめ
- オムツ禁止の幼稚園がある一方で、オムツが外れていなくてもOKな園もあります。入園前にオムツが外れない場合は事前に幼稚園側に相談しておきましょう。
- 入園時にオムツが取れていない子でも夏前になるとほとんどの子が外れています。我が家みたいに早くオムツが取れても何回も失敗する子だっています。オムツが早く取れたからえらいってわけじゃないんです!
- できるだけオムツを外して幼稚園に入ってきてほしい…というのが幼稚園の先生の本音。入園前にできるだけトイレトレーニングをがんばりたいところですね。
- そうは言っても、なかなか外れないことってあります。子どもの発達には個人差があるのでその場合は焦らず見守っていきましょう。
幼稚園に入る前に、まずプレ幼稚園に通って園の生活に慣れるというのも手ですよ。
もしかすると、お友達がトイレに行く姿を見て、自分も…と思えるきっかけになるかもしれません。プレに通わなくとも、気になる幼稚園に見学に行ってもいいかもしれませんね。
見学に行って事前に幼稚園がオムツ禁止であるかどうかも確認できるし、何より幼稚園の雰囲気を知ることもできます。
入園前にできる準備、子どものためにも出来る範囲でしっかり準備しておきましょうね!
親の手から離れて初めて社会に出る一歩。子どもはもちろん、親にとっても不安なことだらけですよね。
でも、幼稚園の三年間で得られる体験は大人になってからもかけがえのないものになるはず。あっという間の三年間、できないこともできるようになる三年間でもあります。
出来なくて今悩んでいることも、卒園するときにはきっと笑い話になっているはずです。